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GERNOT LINDNER/ゲルノットリンドナー

 世界有数のアンティーク眼鏡コレクターであるゲルノット・リンドナー氏。彼がその豊富な知識に基づいて創業したブランドがLunor(ルノア)です。クラシックな眼鏡といえばルノア、という方もいらっしゃるくらい、彼のアンティークアイウェアに関する豊富な知識からデザインされた王道のクラシックスタイルは世界的に大変人気でした。

 そんな彼も2010年頃からデザインから遠ざかっていたようで、Lunor自体も手放ししばらく表舞台に出てきませんでした。しかし、実は彼の眼鏡作りへの情熱は失われていなかったのです。そんな彼が密かに取り掛かっていたのがスターリングシルバー製の眼鏡。​シルバー製の眼鏡は質感がいいものの、弾性や剛性の問題で眼鏡としては使いにくいものが多いのが現状です。彼はなんと3年(!)もの歳月をかけてシルバーの素材を研究し、スターリングシルバーに適度な弾性と剛性を持たせることに成功しました。そして素材の問題が解決したことから、ゲルノット・リンドナー氏はすぐにブランドを始動させます。

 ゲルノット氏の圧倒的な知識と感性に裏打ちされた完成されたシンプルなデザイン、そこにスターリングシルバーで作成された眼鏡の質感が加わり、シンプルなのにどこか雰囲気のある高貴なデザインとして作られています。これは実物を見て頂くとわかるのですが、明らかに通常のメタルフレームとは雰囲気が違います。是非ともお手にとって頂きたい眼鏡です。

 さらにすごいのが、全てのパーツをドイツの同一工場で一貫して生産することにより、スターリングシルバー製の眼鏡にも関わらず、比較的安価に価格を抑えることに成功していることです。その工場の設備もすごく、ちょっとした体育館くらいの大きさの部屋の全てをスターリングシルバーのパーツを作成するためだけに使っています。その生産に用いる機材も全て自社でオリジナルで開発した機械や工具というのだから驚きです。もちろん、このスターリングシルバー専用スペース以外にも、セルパーツを作成する部屋や、メッキ専用の部屋など用途ごとに部屋が別れており、この工場にてフレームの作成を一貫して行うことを可能にしているのです。

 また、通常のシルバーは酸化していき黒ずんできますが、GERNOT LINDNERのアイウェアは特殊な皮膜を施すことにより、酸化を起こりにくくしております。シルバー磨きで磨く必要もなく、また長年の使用に際し皮膜が薄くなり酸化してきたとしても、ドイツの工場にて皮膜の再処理も行うことができるのです。

 こだわり抜いて作成されたスターリングシルバー製のアイウェアはデザイナー自身の名前を与えられ、まさにゲルノット・リンドナー氏の最高傑作として後世まで語り継がれるアイウェアとなるでしょう。